ビールびんは、店に返却すると一本につき大びんで五円、小びんで三円のびん保証金が戻ってくる、日本で唯一残されたデポジットシステム商品です。しかし、大びんは一人で飲むには量が多すぎるということもあり、軽くて手軽な缶ビールを買う人がとても多くなりました。ところが最近、小びんビールがおしゃれ感覚で使われ始め、ビールメーカー各社も小びんビールを売るようになりました。ところによってはコンビニエンスストアでも売っていて、これからは、缶ビールからリターナブルの小びんのビールが主流になっていくことが望まれています。缶ビールとリターナブルの小びんのビールの価格を調べてみました。消費税、びんの保証金五円を除いて同じ銘柄で比較しています。
・小びんのビール(容量三三四ミリリットル)
・缶ビール(容量三五〇ミリリットル)一八九円〜二一八円
びんビールのほうが、なんと二九円も安くなっています。なぜでしょうか。びんは八年間くり返し洗って使いますから、価格の中でびん代が償却できますが、缶の場合は一回ごとに使用ずみになるので、容器代が価格の中に組み込まれているからです。一回限りで使用ずみになる缶の場合は、中身だけでなく容器の代金も、一缶ごとに私たちが支払っているのです。