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コインパーキングビジネスの近況

現在は、規制緩和で二五トン車の製造が許可されているが、この重量の車両が通行できる首都高速道路は、湾岸線をはじめごく一部の路線にかぎられている。このために補強が必要な箇所もかなりある。このように、車と道路行政の関係は、必ずしも歩を一にしていない。国民性といおうか、国土開発という名目で、重要な自然環境を破壊してしまったり、廃棄物処理施設をつくる前に、原子力発電所をつくってしまったり(トイレなきマンションといわれている)と、長期スパンによる大局的見方、包括的思考がうまく働いていない。「快適空間の移動が車本来の姿ですから、その車を常に身近におけない状態というのは、機能を十全に発揮できないことになります。ドアー・ツー・ドアで荷物を運ぶ、雨の日も傘なしで用が足せる。これが車の使命ですから、目的場所の二〇〇メートル、三〇〇メートル手前に駐車場があっても役に立ちません。ある研究機関の発表では、一五〇メートル以上離れた駐車場は用をなさないといいます。車はこれまで、走る目的だけが必要以上に強調されすぎました。動かしたものは停めなければならないのですから、これからは、停める部分の構造、システムが確立されなければならないでしょう」と、専門家は話している。考えてみれば当然のことなのだが、なぜか本末転倒が生じている。すでに動きが鈍くなつている車社会。ことは早急に改善されなければ、パンク状態に突入してしまう。

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